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komurinの瞑想・・・
先日亡くなられたミサさんの家族が挨拶に来てくれた。 私たちにお礼を言ってくれた後、「火葬して『骨あげ』をしようにも骨が全然無いのですよ。 喉仏も無く全くの灰・・でした」 ミサさんは、何度も死線をさまよい、そのたびに最後かもしれないことを言ってきた。 もう既に、マサさんの体はなきがらとなり、魂だけがこの世にあったのだろうか。
帰途、電車を待っていると、「この電車は○○でとまりますか」と尋ねられた。 「とまります。私もそこまで乗りますから。」と、私は答えた。 電車が来て、私は乗り込んだ。 するとその夫人が、「お邪魔します」と、私の隣に座った。 そして、その夫人はわたしが何も聞かないのに以下のような独語を始めた。 「主人と行き違いになってしまった。 携帯に電話しても家に電話しても出ないんです。 たぶん、私を迎えに車を走らせてるんです。 二人でパチンコにいったんですが、主人が先に2万円も負けたものだから、先に帰ったんです。私はパチンコ内を1時間も探したのに見つからず、電車でかえるは目になった。」と(たぶん迎えの時間を約束していたのであろう)
そこで私は、「なんでこんな遠い所までいらしたんですか?○○にもパチンコ屋さんならあるでしょうに。」 「ああ、ここは率がいいんですよ。」 「パチンコ暦はながいの?」 「もう随分・・・今は毎日いたるところのパチンコへ行ってる。中毒!中毒!でも、負けるときのほうが多いから、300万あった貯金を取り崩してる。私ももう年だから・・・年金だけではパチンコ代足りないわ。 主人は、月に3回くらい。買い物から、食事の用意までしてくれるわ。」 「えー、パチンコやめなさいよ。病気になったらお金に困るよ。」 「だめ、中毒! わたしね、昔商売・・水商売やってたの。 ○○には昭和56年に来た。 そしてね、ボランティアでもしようと思って市に電話した。 そしたら、年齢が高いから駄目だと断られた。 60位の時かなあ。 それからよ、パチンコ始めだしたのは。」
そんな話を聞いているうちに電車を降りなくてはならなくなった。 帰り道いろいろ考えた。 あの夫人は若く見えるが、75歳になると言っていた。 貯金を取り崩して、病気になったら本当にどうするんだろう。 考えられるのは『生活保護』。 でも、好き勝手なことやっていて、公金を使って欲しくないよなあ・・・ なんて考えながら歩いて帰った。 そのために『巻き寿司』を食べ損なった。 今日は、『節分』なので、帰る道中にそれを求めようと思っていたのを忘れてしまったのだった。
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